JUIDA認定ドローンスクール講師

ドローン関係者の間では「依田健一」の名前は必修科目のひとつともいわれています。建設や点検、測量の現場や、デモフライト、実証実験の会場では、しばしばご本人とお目にかかったり、本人を師と仰ぐオペレーターが活躍しています。なぜここまで慕われるのか。インタビューで根掘り葉掘り尋ねてみたら、その根本には、関わる人を幸せにしたい、という強い思いがありました。

60年間ラジコン業界を先導してきた双葉電子工業株式会社が運営するドローンスクール「Futabaドローンスクール」は、一般社団法人日本UAS産業振興協議会（JUIDA）の第1期認定スクールのひとつだ。講師の１人、矢口康平さんは、ラジコン競技、送電線延線業務など産業現場、国の事業など幅広く活躍。多方面からその豊富な知識、卓越した技術で尊敬を集める。しかし矢口さんにインタビューをすると、「操縦技術は二の次」という。言葉の裏には安心・安全に対する強い思いがあり、その考えこそが多くの人を魅了しているようだ。

とにかく「楽しめ！」がモットーの田口さんは「地元の方でも知らない地域の魅力に気づいたときの驚く瞬間が大好き」と話されています。ドローンの空撮映像を通じて土地の魅力を伝え、地方を元気にする活動をされているだけではなく、安全管理を徹底し信頼を得たことで活躍の場を広げられています。